「何を書こうかイメージが固まったし書き始めよう!」
となる前に、ちょっと待った!
上手いレポートは書き始める前の準備から違うのです。
まず教授の出したレポートの出題条件は必ずチェックしましょう。
「そのレポートには何が求められているのか」趣旨を理解する必要があります。
課題となる資料を要約すれば良いのか、
あなたの考えが求められているのか、
比較するのか、図を使って説明するのか、など
レポートに求められる書き方は、教授によってそれぞれです。
どんなに素晴らしい意見でも完璧な構成でも、
教授のもとめていない、
趣旨とはズレている文章を書くと評価の低いものになってしまいます。
それではせっかくうまく書けたのに、とてももったいないですね。
教授の出した条件にきちんと対応できるのも、
正しく情報を読み取る力のひとつなのです。
教授の気持ちを読み取ることができているかどうかもレポート評価の対象と言えるでしょう。
レポートの書きはじめは好調なのに、すぐペンが止まってしまう人のためのアドバイスです。
レポートを書く際に、まず自分の頭の中で考え、それがまとまってから書き始める人がいます。
出だしは好調なのですが、300字くらいで手が止まってしまいます。
またそこからどんどん言葉を足していくため、レポートの起承転結もおかしくなります。
そうならないために大事なことは、
頭の中で考えるのではなく、まずは言葉にしてみることです。
具体的には自分の考えをメモ帳に書き出して下さい。
実際に紙に考えを整理することによって、
漠然とした自分の考えをどのように書きたいのか明確になります。
レポートの文章もきれいな形になるでしょう。
手が止まったときに悩んでいるばかりでは時間のムダ。
紙とペンを使って考えを整理してから書くのがレポートの上手な書き方です。