大学レポートの書き方

大学レポート・論文の書き方、例、サンプル集。

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大学生になってまず悩むのがレポートの書き方。
初めての大学生のために、書き方・例・サンプルを紹介します。

大学では、高校までのような「問題集」が出されることはありませんが、
代わりに「この問題について何枚分のレポートを書いてきなさい」とか「何千字でまとめてきなさい」という課題が理系・文系問わず出されます。

しかし今までレポートの書き方を習ったこともないのに「いきなり書け」というのも無茶な話。
まったく右も左も分からぬまま、「とにかく書け!」と言われて書く。
やっとの思いで書き上げると「これではダメ!やり直し」と言われて、どこが悪いのかも分からぬままでやり直す・・・。
私も含め多くの学生がとまどい、時間を無為にしてきたことでしょう。

当サイトでは、そんな大学レポートの書き方について実例を交えながら解説しています。その中には小論文の書き方についてのハウツー本から得た知識だけでなく、筆者個人の経験なども加えてあります。
その分、市販の本とは違う、より「大学生に即した」レポートの書き方を提供できるのではないかと期待しています。

なお参考文献には筆者の読んだ図書も載せておきました。
余裕があれば一読されることをおすすめします。


テーマが複雑になればなるほど、 事実なのかそれとも自分の意見なのかわからなくなります。
事実と自分の意見がごちゃまぜになっているレポートは、
何を伝えたいのか不明確で読んでいるほうはよく理解できません。

でも非常に簡単でわかりやすく事実と意見を分ける方法があります。
自分の意見のときは、出だしに「私の考えは」とか 末尾に「と私は思います。」を付けることです。
この言葉が区別のサインとなります。
また意見と事実では段落を変えることも大事なことです。

サインを作ったり、段落をそれぞれ分けたりすることによって、 読み手はきちんと区別して読むことができます。
さらに自分の頭のなかも整理されるので、 きれいなものをつくることができます


独自性のある文章と聞いたとき、
人と変わった文章や奇抜な型破りな文章を想像しがちです。

教授が求めているのは、そんな難しいことではありません。
独自性のある文章とは、受け売りの意見ではなく、
自分で考えた意見をもとにレポートを作成しろと、言い換えることができます。

ですからテーマとなっている文章を写すだけや表現を変えた文章、 すでに偉い人が述べている一般論を書くのはあまりよいことではありません。

要するに自分自身の経験や知識をまじえて意見するのです。
具体性を帯びていることで、 あなただけにしか書けないオリジナルな文章が生まれます。
それが独自性のあるレポートとなるわけです。

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