小論文 に必要な客観的分析力

客観的分析力をつけるトレーニング

客観的分析力をその習得目標に着目して細分化すると5段階になります。

 

習得目標 1 設問条件の理解
習得目標 2 条件に沿った自問自答
習得目標 3 分析内容の整理
習得目標 4 整理結果の分析
習得目標 5 分析結果の利用

 

○ あなたが客観的な分析の態度も能力も概ね具わっていると評価されているのであれば分析結果を意図的に利用する練習を積むと同時に、そのために必要なことは何かをも十分考えてみるとなお良いでしょう。

 

○ あるいは客観的な分析の態度は具わっているものの分析力を身につけるために経験すべきことが十分に経験されていないと判断をされるような場合、分析の力を身につけるためには多くの論文の試験問題を分析し、専門指導家と議論してみることを勧めます。

 

○ 客観的な分析の態度は具わっておらず、分析の力も不足しているとあなた自身が感じる場合、論理的思考の技術を使う経験をしっかりと積む必要があります。

 

○ 客観的分析の経験が極めて少ないとあなたが思えば、小論文作成に必要な分析の経験を積んでいくことは楽しいことですから、一日も早く学習を初めることが大切になります。

 

 

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