自己分析のための7つの質問
「自己分析」は、自分が「自分」をしっかり把握するために行なうのですが、同時に、書かれたことを読めば誰でもその人の人間像が目の前に浮かんでこなければ、十分とは言えません。
いかに具体的に自分を伝えることができるかです。それも「良く見せよう」ではなく、「ありのままの自分」をいかに伝えられるかがポイントです。美辞麗句で飾っていると、後でしんどくなります。(ありのままの自分を伝えていれば面接でも矛盾は出ませんが、そうでなければつい矛盾したことを答えてしまいがちです。)あなたが美辞麗句で飾っていると言っているのではないのですよ。
あくまでも一般論です。自己分析はどうしても少しでも良く見せようとして書いてしまいがちです。でも「自分はこんなに欠点のある人間だけど、意欲だけは誰にも負けない」という姿を文章でも面接でも見せればいいと思うのです。
自己分析をしっかりおこなうために大事だなと思われるところを質問として出していきます。
1.性格・考え方
2.行動・対人関係
3.経験
こんな経験をし、そこから自分はこんなことを感じ、こんな得るものがあった。だから人に誇れる経験だと思う。人とは違う経験が誇れることではなく、平凡な経験だとしてもそこから何を学び自分は、どう変わったか。それが大事だと思います。
4.特技
5.趣味・興味
6.将来の夢・目標
何故そう思うようになったのか具体的な理由、きっかけの説明が欲しいです。
7.将来像
自己実現するためにはどんな努力が必要だと思っているのか、それに対する決意等しっかりと考えてください。
質問に答える形で一度詳しく考えて書いてみてください。そして『AO入試募集要項』の求める学生像、自己アピール書の説明部分をしっかり読み、それに答えるつもりで再度自己分析をしてください。
たとえば、自分には「希望する学問に対する熱意」はあるのだろうか。「その学問に対する適性」って何だろう。自分にはそれがあるのだろうか。といったようにです。その上で「自己アピール書」を書き始めてください。字数制限があればとその条件です書く必要がありますから、どのように訴えていくか、しっかりアウトラインを決めて書き始めてください。
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