推薦入試のための内申点対策

評定平均を上げる

推薦入試やAO入試で合格したと考えているあなた!内申点対策はバッチリでしょうか?入学したい学校の推薦入試を受験するための必要な評定平均をクリアー出来ていますか。

 

内申点アップのために数学(算数)、国語、英語、理科、社会といった主要教科に力を入れることばかりになっていませんか。

 

内申点は「全ての教科の評定平均」で判断されますよね。主要教科以外も努力してますか。

 

『主要教科』以外の科目とは一般的には『実技教科』は、美術、音楽、保健体育、技術家庭などを指します。

 

入試本番が近づくほどに、実技教科は意識の外側に置かれる傾向がありますよね。

 

 

内申点に大きく影響する点を考慮して実技や芸術系の科目の成績を上げておくことはメリットになることはありますが、デメリットになることはありません。

 

 

実技教科は、本受験生の生まれつき持っている『センス』が占める割合が大きく、必ずしも努力と比例しない面もあります。

 

特に美術や音楽は、やはり才能の有無を実感するのは私だけではないでしょう。

 

しかし成績や内申点に関しては実技のみで評価点が決定されるわけではありません。
ご承知のように実技教科にも定期試験ではペーパーテストが課されるはずです。

 

例えば、その実技教科のセンスが今ひとつ芳しくなくても、ペーパーテストを頑張る事である程度カバーできます。

 

そして、この『実技教科のペーパーテスト』というのが実は大きな穴場なのです。

 

実技教科のテストは、国数理社英のテストに比べると、あまり勉強しない受験生がほとんどでしょう。

 

という事は、ちょっと勉強を頑張っただけで、ライバルと差をつけられるテストなのです。
それにより内申点があがり、評価も上がれば評定平均をクリアーすれば、推薦入試やAO入試はもちろんのこと一般入試つまり受験にも有利にですよね。

 

つまり、実技教科のペーパーテストを頑張る事は、労力が少なくて済む、効率のいい入試対応です立派な『入試対応』と言えます。

実技教科も手抜きしない

『でも実技教科のテスト勉強って、何していいかわからない』という受験生もいるでしょう。

 

こういった科目の場合、大切なのは、日々の講義です。

 

例えば美術の場合は、毎回作るもののテーマを決めて、それに沿って工程の手順を説明していくことがほとんどです。

 

そのテーマと手順に沿ってやっていれば、出来上がった作品が不出来でも『解説を聞いてやってくれている』ということで、ほどほどの成績をつけてくれます。

 

また、それらのテーマや手順はペーパーテストにも出題されることでしょう。

 

 

技術家庭もほぼ同じで、講義でやった結果と定期試験の出題内容が関連しているのは当然です。

 

音楽は、実技の出来の良し悪しはともかく、講義内容は定期試験に直結します。

 

体育は、実技とテストは別物なので、実技は実技でがんばって、テストは教科書に沿って一生懸命勉強するのみです。

 

運動が苦手でも、例えばダンスの講義を恥ずかしがらずにがんばってやればいい点をつけてもらえるでしょう。

 

 

特に中学生の方は、『実技教科』の手を抜かない事は大切です。中学では、実技教科は重要な位置を占めていますからね。

 

高校入試では『内申点』を重視する傾向が強く、内申点は主要5教科以外の成績も大きく反映されます。

 

 

大学に関しても、AO入試や推薦入試を狙っている受験生は内申点が合否に影響する可能性は高いです。

 

さらに一般入試にしても、もし合否ラインギリギリで何受験生か競ったとしたら、何を基準に判断するのでしょうか。

 

何を判断材料にしているかは実際不明ではありますが実技教科も手を抜いてほしくないのです。

 

主要教科ばかりに意識が集中しがちであることは仕方ありません、が実技教科も手を抜かずにやることはあなたの受験における選択肢を広げてくれることでしょう。

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