ケアレスミスはしない
考え方やアプローチがどんなに正しかろうとも、最終的な計算結果が正解でなければ、その問題は得点をとることが不可能です。
大学入試センター試験をはじめあらゆる入試本番での計算問題は、ケアレスミスを起こしやすいものです。
あなたも一度や二度『どうしてこんな単純な計算ミスをしてしまったんだろう?』と思わず舌打ちをしてしまったこともあるでしょう。
計算ミスやケアレスミスが、学校の定期試験や模擬試験であればまだ諦めも付きますがセンター試験当日にやってしまったらと想像するだけでゾッとしますよね。
毎年多くの受験生がセンター試験当日でケアレスミスをしてしまい泣く羽目になっています。
どうしてセンター試験当日に限って計算ミスやケアレスミスを頻発してしまうのでしょうか。
センター試験当日は、普段の勉強の時とは緊張の度合いが違うわけですから、センター試験当日で過度に緊張していることもあるとはおもいます。
しかし、実はもっと大きな要因がセンター試験には隠れているのです。
計算し難い解答用紙
センター試験当日で解答を記述する際マークシート方式であるため答案用紙に『計算するスペース』がないという点です。
いつも自宅ででテキストを解く際は、ノートのスペースを十二分に活用して計算することが可能です。
しかし、センター試験の計算問題は『計算スペースが限定』されています。
問題用紙の問題文が書いてない『限られた余白』に計算を書き込まなくてはなりません。
小さいスペースで計算するには、文字を小さく書かなければいけません。小さく書くことはあなた自身が読み間違える大きな原因になります。
さらに複数の場所に散らばっている小さなスペースを組み合わせて、飛び飛びに計算していくしかない場合もあります。
そうなれば、当然計算ミスする確率は高くなります。
そして、複雑な計算問題であるほど、問題文の量が多いわけですから、その分スペースが狭い。
つまり、より計算ミスをしやすくなるのです。
余白部分が少なすぎるため、計算ミスの確率が高くなる。
この余白スペースの問題を解決つしなければ、ケアレスミスは少なくなりません。
問題用紙の表紙裏や、最後のページに1ページ丸々余白のページが積極的に活用しましょう。
問題文が書いてあるページとは違うページで計算することは慣れるまでは違和感があるとおもいます。
でも計算ミスで大事な点数を失う事を考えたら、このくらいの面倒さは克服できる問題です。
センター試験当日であれば、一つのケアレスミスでさらにもう一年受験勉強の可能性だってあるのです。
必要な手段は全て講じることつまり計算ミスやケアレスミスを起こしにくい状況で問題に対応しましょう。
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