赤本と大学受験

赤本は根強い人気のロングセラー

あなたはすでに自分の志望校の赤本を購入済でしょうか。購入しようと思ったけれどその値段に購入をためらっている受験生もいることでしょう。

 

あるいは学校の図書室に常備してあるからイザとなればそれを貸し出してもらおうと思ってはいませんか。

 

赤本をあなたが必要とする時期には同級生も気持ちは同じです。すでに貸し出されていたら希望の赤本を手に入れるまで数週間待つ必要があるかもしれないのです。

 

ですからあなたの志望校の赤本は見つけだしたタイミングで購入しておくのがベストではないでしょうか。

 

 

赤本は超ロングセラーでありロングセラーであり続ける理由があるのです。

 

それは『数年間の過去問が掲載されている』からです。

 

あなたは志望校の過去問をすでに見たことあるいは実際に解いた経験を持っているでしょうか。

 

過去問にはその大学の出題傾向が顕著にあらわれています。

 

その出題傾向を把握し対策を考え、勉強範囲の絞込みを考えましょう。受験本番までの時間はそう多くはないのです。傾向を理解しその対策を講じるために赤本を活用するのです。

失敗しない赤本有効活用

受験対策に欠かせない赤本ですがその活用法を誤解している受験生もいるようです。

 

 

 

赤本を『問題集』としてつかうつまり、演習用のテキストして利用している受験生がいます。

 

赤本は、その大学の問題の傾向を理解し実際に本番と同じ時間割で解答するこで、制限時間を体感するために活用するもです。

 

すなわち「あなたの勉強の方向性を練る」ために使うものです。

 

 

 

赤本の一番の弱点は『解説が不十分で演習には不向き』であるというこです。理解し難い問題の解説を読んでも言葉足らずな解説のみで十分な理解ができません。

 

これは、演習用のテキストとしては活用するのには無理があります。問題集は、自分が解ける問題の種類やボリュームを増やすために利用するものです。

 

 

 

赤本は入試の傾向などの情報を知るための本でありその特徴を理解した使い方をしなくてはいけません。

 

 

各大学の出題傾向や、問題のジャンル、ボリュームなどが分かりますから、一つ問題にどれくらいの時間を費やせばいいのか、どの分野やテーマが良く出題されるのかを知ることです。

 

 

 

赤本はあくまでも出題傾向を『予感』できるものだ、と言うことを忘れてはいけません。

 

傾向が確実に分かるのではなく、あくまでも『予感』です。その年に急に傾向が変わることは、決して珍しいことではありません。

 

 

赤本から情報を読み取りそれを日々の学習に落とし込むための対策を考える素材と活用することが赤本の有効活用法ではないでしょうか。

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