大学入試センター試験を把握する
センター試験は国公立大学を第一志望にしている受験生はもちろんのこと、私立大学のセンター試験参加が可能になって以来、全生徒数の減少にも係わらず、センター試験受験者数は減る傾向を見せてはいません。2010年1月16日,17日に実施されるセンター試験は現役高校生の受験志願者数は過去最高になっています。
熱を帯びている大学入試センターの第一歩は、まず『大学入試センター試験を把握する』ことです。
・センター試験の特徴は?
・センター試験で目標点をとる方法は?
・センター試験でミスをしないためには?
センター対策を練るためにポイントがこうした疑問から理解できることでしょう。
大学入試センター試験というのは、マークシート形式です。マークシート方式に向けられる受験生の感覚は『簡単』という点に尽きるとおもいます。
マークシート方式は最初から最後まで書き綴る必要のある記述式と比較されて『記述より楽勝』というイメージが蔓延しているようです。
事実記述式では自力で答案を完成させる必要があります。それに比べてマークシート方式は穴埋めや選択肢から正解を選ぶといった解答形式になっています。
では実際にマークシート方式のテストは簡単でしょうか?も機試験などでマークシート方式の試験の経験のある受験生ならご存知だとおもいます。
その答えは『簡単ではない』。
マークシート方式のテストでも、問題の意味がしっかりと理解できないと正解にはたどり着けることはありません。
最後の手段の『勘』はセンター試験本番では全く通じないことを理解しましょう。
マークシート対策がセンター試験対策のメイン
マークシート方式の怖い所はマークミスです。マークする場所を一つずらしてしまったり、マークの仕方が不十分で機械が読み取らなかったりする危険性を秘めています。
マークのミスした一個だけの失点なら、まだ諦めがつきますがそれ以降もずれていると、ズレた箇所以降の解答は全て失点になってしまうのです。
これ、恐ろしい事です。
そして、この恐ろしいミスをする受験生は、毎年必ず現れてしまいます。それがあなたでない保障は何処にもありません。
マークミスは絶対にしないと意識してセンター試験に望みましょう。『マークミスが起こる可能性も0ではないんだ』という認識は持って欲しいと思います。
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