AO入試導入は時代の流れ
ここ数年で急速に広まりを見せているのが、「AO入試」とよばれる新しい入試方式です。 2003年度は前年度より51大学増えて337大学で実施されており、今後もますます増加することが予想されています。
AO」とはアドミッション・オフィスの略。学力だけではなく、受験生の大学・学部への適性や特技、資格、学習意欲などを総合的に評価する入試システムです。原則的に学科試験は課されず、書類審査や面接(面談)に時間をかけて審査・選考されます。
AO入試では、受験生の自主性・やる気が評価のポイントになります。「自分はこれに優れている」「こういう動機があるから、この大学で学びたい」など受験生が自らを売り込む姿勢が必要です。
出願・選抜方法は大学によりますが、私立大の場合、必要書類を提出した後、セミナーの受講やレポートの作成、面接、小論文により選抜が行われることが多いようです。出願時期は9月から12月に設定されている大学が多くなっていますが、年間を通じて随時出願を受け付けているところや、夏休みのオープンキャンパスにて事前に面談等を行う大学もありますので募集要項を早めに取り寄せて確認しておきましょう。
AO入試の現状関連記事
- 価値ある情報を伝える
- 小論文は価値ある情報を他人に伝えることにその役割があります。特に入試小論文において価値ある情報を伝える相手は当然出題者です。
- 分析作業はメモ書き
- 小論文を書く際に必要な作業は分析作業です。分析作業を効率よく行うコツはメモを取ることなのです。
- 情報の文章化
- 小論文を論述するとは簡単に言えば、価値ある有益な情報を発見し、それを文章化する作業です。
- コミュニケーション能力
- 小論文を書くことはそれを読む相手がいるということは当然なのですが、それを意識していない論述に出会う場合があります。小論文を作成することは他者とのコミュニケーションを図ることです。
- あなたの意見
- 小論文に論述する内容はあなたの意見や主張です。あなたの考えは、他の人といつも同じではないはず。小論文もその中身は論じる人によりその内容は異なるものです。
- 文字を書く注意点
- パソコンのキーボード入力が普及した現在でも入試小論文は手書きで仕上げます。あなたの書き綴る文字は読み手にとって読みやすい文字でしょうか。
- 好印象を与える条件
- 小論文や志望理由書などあなたが書き綴った文章を読み手に好印象を持ってもらうための秘訣は簡単なことです。
- Because(ビコーズ)
- 小論文は価値のある情報を他者に伝えるための文章です。伝えるためには相手が分かりやすく理解しやすい手段を考える必要があります。ではどうすれば、分かりやすく情報を伝えることが可能になるのでしょうか。
- 文章のTPO
- 自分の意見を述べるときに、受けとる相手がどんな意見を持っているかということにまで考えが及ばないことが多くあります。
- 推薦入試の現状
- 最近ますます人気の度合いが高まっているのが推薦入試とAO入試です。その対策で欠かせないのが志望理由書と小論文です。
- AO入試の現状
- 最近ますます人気の度合いが高まっているのが推薦入試とAO入試です。その対策で欠かせないのが志望理由書と小論文です。
- 小論文の添削
- 小論文の添削の作業をしていると、さまざまな答案に出会います。みなさんテーマについてそれぞれ意見を持って、まさに知恵を絞って書かれたものばかりです。消しゴムのあとも生々しく残ったものもあり、伝えようとする努力のあとが伺えます。
- 小論文に正解がある?
- 小論文の講師をはじめて間もないころ模擬回答のようなものがあったほうがいいのではないかという思いから、毎回生徒さんと同じ立場で課題に対しての論文を書いてから授業に臨んでいました。しばらくそのスタイルを続けていたのですが、これがあまり意味のないことではないか思うようになったのです。
- 知識の引き出し
- 論文の指導をしていると、学生から思わぬ質問を受けることがあります。課題へのアプローチの仕方や論述の組立てかたなど、論文の書き方だけでなく、課題文やその背景にある問題についての質問を受けることも少なくありません。
- 語彙のまちがい
- 小論文や提出文書を書くときに注意したいことに語彙のまちがいがあります。たとえば特に高校生などに多くみられる会話表現を使用していることにおいては、何が会話表現なのかがわかっていないことが多いのではないでしょうか。
- 言葉や表現の変化
- 「全然」という言葉は、「全然〜ない」のように、否定の言葉で受けるものですが、「全然大丈夫です」などと使われるようになってきています。これは会話表現で使われている言葉が、一般的な言葉として徐々に市民権を得てきていると考えてもよいでしょう。
- 制限時間
- 問題についやす時間が制限時間に比べて短いと感じるときがあります。時間が短いと感じるのはそれだけよく考えようと真摯に取り組んでいるのです。
- 言葉とは
- 言葉はどんな場面で、どのような使われ方をしているでしょうか。言葉は伝達の手段としてだけではなく、物事を考えたり、人とコミュニケーションをとったりするときにも使われます。